Solana Saga Phoneがついに到着。Web3ネイティブスマホは何を変えるか
Solana Saga Phoneがついに到着。Web3ネイティブスマホは何を変えるか
ELSOUL LABO 及び Epics DAO は Solana Saga Phone の European Developer Program に採択され、Solana dApp Store に提供するアプリの開発を開始いたします。
ついに先日 Saga Phone のテストキット(DVT-1)がアムステルダム研究所に到着しました。
Solana Saga Phone
Saga Phone (https://solanamobile.com/hardware) は「Web3 をモバイルに」というコンセプトで、Solana エコシステムの Solana Mobile チームにて開発されています。
12G RAM、512G のストレージ、50MP のリアカメラと 16MP のフロントカメラ、 6.67 インチのディスプレイといった安心のハイスペックで、指紋認証にも対応しています。
Web3 スマートフォンとして注目のポイントは、Seed Vault という暗号通貨ウォレットで扱う秘密鍵などの重要な情報を安全に保存できるシステムが組み込まれているところです。
Ledger (https://www.ledger.com/ja) のようなハードウェアウォレットのセキュリティ機能を搭載したスマートフォンというイメージです。
暗号資産の取り扱いをより安全かつ便利にする狙いがあり、全ての取引は指紋認証にて実行できるようになります。
Solana dApp Store
Solana dApp Store は iPhone においての App Store や Android においての Play Store のような dApp プラットフォームで、まずは Saga Phone 上で利用可能になります。
ユーザーは好きな Solana dApp を検索、ダウンロードできます。他のブラウザエクステンション等をダウンロードをせずともアプリとウォレットがシームレスに機能します。
また、通常アプリプラットフォームは少なくない手数料が設定されていますが、Solana dApp Store は手数料ゼロで利用することができます。
エコシステム全体としてモバイルアプリの開発が進み、Web3 の体験はよりコンパクトになることで、多くの人が扱いやすい理想の UX へと近づいていくことが期待されています。
Epics DAO の分散型クラウドソーシングプラットフォームも Solana dApp Store 及び Saga Phone への対応開発を開始いたしました。
日々重要性が増していく中、深刻なリソース不足に陥っているオープンソース開発
2022 年、全てのコードベースにおけるオープンソースソフトウェアの占める割合は 78%に上りました。
この 12 年間でソフトウェア開発現場におけるオープンソースソフトウェアの利用は一気に業界標準となっています。
現在のイノベーションにオープンソースソフトウェアは不可欠と言っても過言ではありません。
しかし、現在もオープンソース開発への貢献は基本的に無償で行われているため、日々オープンソースソフトウェアの重要性が増していく中、オープンソース開発は深刻なリソース不足を引き起こしています。
一方でオープンソースソフトウェア開発に専念して生活を送りたい開発者も数多く存在しています。
私たち Epics DAO は Web3 トークンエコノミーとゲーミフィケーションの力でこのリソース不均衡問題の解決に取り組んでいます。
詳細 (スライド): https://speakerdeck.com/epicsdao/epics-buidl-to-earn-ri-ben-yu
Epics DAO ウェブサイト: https://epics.dev/ja